K-POPが好きなあなたに贈るおすすめ韓国エッセイ8選
𝖪ー𝖯𝖮𝖯が好きでよく聴いているという人も多いのではないでしょうか。
歌っているアーティストを含めて𝖪-𝖯𝖮𝖯が好きなら、そのアーティストが読んでいる本も知りたくなりませんか?
そこで今回は、𝖪-𝖯𝖮𝖯アーティストたちが読んでいると話題になった韓国エッセイをご紹介します。
紹介する本を読めば、好きなアーティストの心の内が少しわかるかもしれません。
おすすめ韓国エッセイ①:BTSのRMの愛読書『死にたいけれどトッポッキは食べたい』
『死にたいけれどトッポッキは食べたい』は𝖡𝖳𝖲の𝖱𝖬が枕元に置いている本として話題になりました。
うつ病と不安症状に悩む著者が、精神科でのカウンセリングのやりとりと日常の様子を綴った本です。
真面目で繊細すぎる著者が、カウンセリングでその思いを吐き出し先生からのアドバイスを受けることで少しだけ復活する様を描いています。
本書のいいところは、読むことで同じような状態に陥っている人が自分の状態を客観的に見ることができるという点です。
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物事を白黒はっきりさせないと気がすまない
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人からの評価を気にしすぎる
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自己肯定感が低い
これらの項目に当てはまると思う人は読んでみてはいかがでしょうか。
おすすめ韓国エッセイ②:東方神起ユンホの愛読書『あやうく一生懸命生きるところだった』
𝟤𝟢𝟣𝟪年に韓国で刊行されたエッセイです。
東方神起のユンホも読んでいると話題になりました。
𝟦𝟢歳を目前にして突然仕事を辞め、頑張らない生き方をすると決めた著者が自身の生き方に対する考え方や生活について綴ったエッセイです。
読む前は人一倍努力家で真面目なユンホと本書のイメージが合わず、この本を愛読していると聞いて意外に感じました。(実はわたし、以前東方神起のファンだったんです…)しかし、読んでいるうちに納得。
本書が言いたいのは、だらだらと怠けて生きようということでは決してないのですよね。
テーマは「気にしすぎない」ということでした。
別の記事で詳しく要約・感想を綴っていますので、よろしければご覧ください。
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【書評】『あやうく一生懸命生きるところだった』から学ぶ頑張らない生き方とは?
あと2か月で40に差し掛かるという年齢で、会社を辞め、今までと全く違った頑張らない生き方をすることに決めたという著者のハ・ワン氏。 超競争社会と言われる韓国で、「上を目指して一生懸命生きる」ことをやめ ...
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おすすめ韓国エッセイ③:𝖡𝖳𝖲ジョングクの愛読書『私は私のままで生きることにした』
本書は𝖵 𝖫𝖨𝖵𝖤中に自室にいたジョングクの足元に映り込んでいたことから、ジョングクが読んでいる本として話題になりました。
日本語版の表紙は、𝖡𝖳𝖲のシンボルカラーとも言えるパープル地。
中央にのんびりと寝そべっている女の子が描かれています。
特に𝖡𝖳𝖲を意識しているわけではないそうですが、ファンには嬉しいカラーの表紙ですね。
内容として、自分を大切にしながら生きていくための𝟩𝟢のコツが可愛らしいイラストとともに語られています。
幅広い世代の人たちから共感を得て、日本でも𝟤𝟢𝟣𝟫年の年間ベストセラーにもランクインした話題のエッセイです。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
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【書評】韓国エッセイ『私は私のままで生きることにした』から学ぶ自分らしく生きる10のコツ
𝐵𝑇𝑆のジョングクも読んでいる本として話題になった韓国エッセイ『私は私のままで生きることにした』。言葉と可愛らしいイラストで、自分らしく生きるための70個のヒントが書かれています。今回は、本を実際に読んだ上で、特に印象的だった10個を抜粋・要約してご紹介します。
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おすすめ韓国エッセイ④:𝖲𝖤𝖵𝖤𝖭𝖳𝖤𝖤𝖭ジョンハンの愛読書『自分にかけたい言葉〜ありがとう〜』
本書は𝖫𝖮𝖵𝖤 𝖬𝖴𝖲𝖨𝖢という番組で𝖲𝖤𝖵𝖤𝖭𝖳𝖤𝖤𝖭のジョンハンが最近読んだ本として挙げていました。
本書は𝟤𝟢𝟣𝟨年に韓国で発売され、𝟥𝟢万部のベストセラーになりました。
心が折れそうな時や不安に押しつぶされそうな時に読むと、温かい気持ちになれる詩とエッセイが綴られています。
𝖲𝖤𝖵𝖤𝖭𝖳𝖤𝖤𝖭のジョンハン以外にも、
𝖦𝖮𝖳𝟩のパク・ジニョン、
𝖥𝖳𝖨𝖲𝖫𝖠𝖭𝖣のイ・ホンギ、
『愛の不時着』で主人公のイ・ダヘを演じたソ・ジヘ、
『ヘチ』でパク・ムンスを演じたクォン・ユル、
𝖶𝖨𝖭𝖭𝖤𝖱のソン・ミンホ、
𝖠𝖯𝖨𝖭𝖪のイ・ボミ
など、多くのアーティストや俳優たちが本書を読んで感銘を受けたと語っています。
詳しい本の内容はこちらの記事で紹介しています。
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心をニュートラルに戻すヒントが書かれた本『自分にかけたい言葉〜ありがとう〜』その内容と感想。
韓国エッセイ、チョン・スンファン著『自分にかけたい言葉〜ありがとう〜』を読みました。何となく疲れたな、しんどいなという気持ちになった時に、寄り添ってくれる癒しの言葉が収められている本書。その内容と感想をご紹介します。
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おすすめ韓国エッセイ⑤:テヨンの愛読書『怠けてるのではなく、充電中です。』
少女時代のテヨンが、インスタグラムのストーリーに本書の写真をアップしていましたね。
本書は『死にたいけどトッポッキは食べたい』などのイラストを手掛けた人気イラストレーター、ダインシングスネイルによる初エッセイです。
副題は「昨日も今日も無気力なあなたのための心の充電法」。
テヨンさんは以前うつ病であったことを告白していますし、親しいアーティストたちが相次いで命を絶つという悲しい出来事が続いたこともありました。
もしかしたらそんな時に、本書の可愛らしいイラストと優しい言葉の数々が疲れた心をそっと癒してくれたのかもしれません。
変化の流れが早いこの時代、日々成長しないと置いていかれるのではないかと焦って、心を消耗している人が多いように思えます。
本当は何もしたくないし、何をしても面白く感じない時もある。
頑張りたい気持ちもあるけど、心と身体がついていかない。
そんな人生のスランプを迎えている人におすすめの𝟣冊です。
おすすめ韓国エッセイ⑥:𝖲𝖧𝖨𝖭𝖾𝖾オニュの愛読書『すべての瞬間が君だった』
エッセイのような詩集のような本書は、韓国で𝟧𝟢万部を超える大ベストセラーとなり爆発的な大ブームを巻き起こしました。
人気韓国ドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」の主人公キム秘書の愛読書としてドラマ内で登場したり、人気𝖪-𝖯𝖮𝖯グループ𝖲𝖧𝖨𝖭𝖾𝖾のオニュが「心に残った愛読書」に挙げたことも大ブームの一端を担ったのかもしれません。
「ぼく」が大切な存在である「きみ」に贈る優しく温かい言葉の数々が淡い色合いで優しいタッチのイラストとともにつづられている本書。
人によっては内容が甘くて繊細すぎるように感じる方もいるかもしれません。
ただ、どのページも温かい言葉であふれていることに間違いありません。
読むと恋人だけでなく、家族や友達、何よりも自分自身を大切にしようと思える。そんな本です。
詳しい本の内容はこちらの記事で紹介しています。
おすすめ韓国エッセイ⑦:多くのアーティストたちの愛読書、合計𝟤𝟩𝟢万部のベストセラー『つらいから青春だ』
本書は韓国で𝟤𝟢𝟣𝟢年に発売された後、その年最も売れた本となりました。
その勢いは韓国に留まらず、世界𝟣𝟢カ国で翻訳され合計𝟤𝟩𝟢万部のベストセラーとなりました。
日本では𝟤𝟢𝟣𝟤年に出版され10年の時を経ましたが、その内容は今でも色あせることのない良書です。
韓国での出版当時、𝖡𝖨𝖦𝖡𝖠𝖭𝖦や𝟤𝖭𝖤𝟣、東方神起のジェジュンなど、多くの𝖪-𝖯𝖮𝖯アーティストたちが本書を読んで感銘受けたと言及していました。
韓国の最高学府・ソウル大学で教授をしているキム・ナンドさんが、大学生の息子や𝟤𝟢代前半の若者たちに向けて書いたエッセイです。
内容は心に染み渡る温かい言葉と、知性あふれる気づきをうながす言葉、決して独りよがりではない熱いはげましの言葉で溢れています。
若者だけでなく、この困難な時代を生きるすべての人におすすめの𝟣冊です。
おすすめ韓国エッセイ⑧:人気ラッパーTABLOによるメッセージ集『BLONOTE』
韓国人気ヒップホップグループEPIK HIGHのラッパーTABLO。
BTSのメンバーRMやSUGAをはじめとして多くのアーティストたちが、TABLOがつづるテクニックとストーリー性を兼ね備えたリリックに影響を受けた語っています。
『BLONOTE』はそんなTABLOによる短いメッセージ集です。
TABLOがパーソナリティをつとめたラジオ番組で、放送終了前さよならの代わりに毎回読み上げていた言葉たちが収録されています。
短くもじんわりと心にしみる言葉たち。眠れない夜枕元にあってほしい、そんな本です。
一文が短く比較的平易な言葉で書かれているので、韓国語の原書は語学学習にもおすすめ。
詳しい本の内容はこちらの記事で紹介しています。
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『BLONOTE』要約・感想―韓国人気ラッパーTABLOによる数珠の名言集
韓国の人気ラッパー・TABLO氏(以下・敬称略)によるメッセージ集『BRONOTE』を読みました。 『BRONOTE』にはズバッと真理をついたメッセージ、ブラックユーモアが効いたメッセージ、心に染み込 ...
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まとめ
いかがでしたか。
𝖪-𝖯𝖮𝖯が好きなあなたに贈るおすすめ韓国エッセイ8選と題して、おすすめの韓国エッセイとその本を読んだと言われている𝖪-𝖯𝖮𝖯アーティストを紹介しました。
アーティスト自身が著者の本も最後に1冊ご紹介しましたね。
- BTSのRMの愛読書『死にたいけれどトッポッキは食べたい』
- 東方神起ユンホの愛読書『あやうく一生懸命生きるところだった』
- 𝖡𝖳𝖲ジョングクの愛読書『私は私のままで生きることにした』
- 𝖲𝖤𝖵𝖤𝖭𝖳𝖤𝖤𝖭ジョンハンの愛読書『自分にかけたい言葉〜ありがとう〜』
- 少女時代テヨンの愛読書『怠けてるのではなく、充電中です。』
- 𝖲𝖧𝖨𝖭𝖾𝖾オニュの愛読書『すべての瞬間が君だった』
- 多くのアーティストたちの愛読書、合計𝟤𝟩𝟢万部のベストセラー『つらいから青春だ』
- 人気ラッパーTABLOによるメッセージ集『BLONOTE』
どのエッセイも短い言葉やイラストを含んで書かれていて、普段本を読まない人でも読みやすい本ばかりです。
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。